空間利用
最初の担当物件が「公衆トイレ」だったせいか、小さい空間を考えるのは嫌いではない。限られているからこそ、どう使おうか?と悩むのも楽しい。
そもそも「設計」とは平面を割り振るだけではない。大雑把に言えば、高さや設備、素材、時間経過を含めて「どう構成するか」考えることなのである。
入れ物がすでにある場合とて、同じである。人が足を踏み入れたときにどう感じるか?目線は?素材感は?と色々な要素を考える。
今回のコンセプトは「冬でも暖かく感じる空間」。作品を引き立てつつ、どう表現するか?
結果、小さく限られた空間ではあるが、それなりにまとまった・・・と思う。
理屈はどうあれ、作品とあわせて空間も堪能していただけたら幸いである。
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