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2005.02.18

すっぴん

友人夫婦の設計事務所が担当している現場を見せてもらう。
入れ物ができて、部屋の形ができて、これから内装・・・というところ。

壁や塗装の色が入っていない分、「空間」そのものの雰囲気がよくわかる。
図面でも想像はつくが、実物を見ると広さ、高さ、こまかいコダワリが見えて面白い。

たとえば手摺ひとつにしても、どう付けるかは設計・施工によって当然変わる。「これが正解」なんてないのが設計の面白さ(なんてったってオーダーメイド!)

今回は変形、狭小で随分苦労したようだが、その分、合理的で面白い空間になりつつある模様。完成が愉しみ。

そして、やっぱり現場は面白い!

PICT1083

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2005.02.15

ジャパニーズ・モダン

松戸市立博物館で「剣持勇とその世界 展」を見る。

イームズ・チェアや柳宗理デザインがファッションアイテムのように流行している中、「ようやく」開催された感がある。まだ日本に「インテリア」という言葉がなかった時代に、空間のみならずプロダクトデザインまでも手がけたパイオニア。

「こんなの作っちゃいました」ではなく「機能があり形がある」本当のデザインを施されたモノたちは、40年以上経った今でも充分に美しく新鮮さを失っていない。

規模は控えめの作品展だが、久しぶりに良いものを堪能した満足感がある。
とにかく思うことがありすぎて、書くのは控えめになってしまうのがもどかしい。

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2005.02.11

英国といえば

水質からいうと、スコットランドの紅茶のほうが日本で飲むには適しているらしい。

と、いうことで、スコットランドの紅茶。
確かに・・・まろやかさはあるような気がする。

カルディ・コーヒーファームで入手。

PICT1065

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2005.02.10

もやもや

体力、気力ともスッキリしない。
それを象徴するような机の風景。

さて、いったいいくつ、同時進行で編んでいるのでしょう?

PICT1066

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2005.02.08

閉じられた家

切り抜いておいた新聞記事を読み返していたら「自分だけの世界」を作ろうとする建築についてのコメントがあった。
実は私も気になっていたところ。

特に最近の若い家族をターゲットにした「狭小住宅」を特集した本を見ると、必ず何軒か掲載されている。外に対しては塀やルーバーを張り巡らし、中庭やデッキを充実させている間取りと思っていただければよい。

こんな時代だから自己防衛も必要ではあるが、逆に家の中に「死角」を作っているように感じてしまう。
何よりそこまで街、あるいは近隣を否定するのはどうだろう?
実際に街を歩いて、そういう家に出会うと見るのさえ拒絶されたようで身構えてしまう。

「見て見ないふり」をするのが紙と木で作られた日本家屋の特徴であり、何かあれば気配を聞きつけて手助けもできた。それが疎ましい時代になってしまったのだろうか。

何より住宅は個人のものだけれど、街の一部である。そのことを認識している人が少ないのかもしれない。
やはり、これも難しい問題なのだ。

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2005.02.06

原色

「この毛糸、何で染めてるんですか?」と、よく聞かれる。
「染めてません。ヒツジの色です」というと、みんな一様にびっくりする。

グレーや茶色、中には赤茶色もあって確かに色彩は豊か。
ヒツジ=白と思っている方には意外な真実らしい。

ただ、人間の髪の毛だって真っ黒や、ライトブラウンさまざまな色があるわけだし、そう思えば不自然なことは何もない。一頭分のヒツジですら、濃い色の部分、薄い色の部分を持っている。

染めた色も好きだけれど、追加ができない色から「何を作ろう?」と思うのは手紡ぎ屋だけの密かな楽しみなのかもしれない。

PICT1058

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2005.02.03

イライラ

メーラーが上手く働いてくれない。

精神衛生上も悪い。

「これだからパソコンって奴ぁ~」と文句を言っていたら、ウイルス君が1匹いたらしい。
いつの間にやら・・・でも、ソフトウエアが修復してくれたようです。

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