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2005.05.29

原料

羊毛を紡げば毛糸になって、それがニットやスーツの生地になる。

まだ、わかりやすい。

絹は蚕の産物・・・と理屈でわかっていても、釜茹でされて糸を引き上げている様を見たらキレイな布になるなんて想像しないだろう。

木綿や麻の植物繊維に到っては、いったい誰が考え出したのだろう?と思うほど繊細な手仕事の末に布という形になっていく。特に麻は「紡ぐ」ではなく「績む(うむ)」・・・つまり細く裂いて結び合わせ、長い糸にしていくのである。

麻にたどり着くのは、どれくらい先?まだまだ知らない繊維が、いっぱい存在するのだ。

写真は差しあたって紡ぎはじめた「インド木綿」。

PICT1185

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2005.05.26

イベント参加

告知です。

左にも書いてありますが、6月4日と5日、三軒茶屋キャロットタワーで行われるアートフリマに出展いたします。

今回は「毛糸ふわふわ出張所」と銘打って、展示とデモンストレーションを中心に、イベントを盛り上げるお手伝い係としての参加です。

手紡ぎ仲間のbaruさんと一緒に羊毛が毛糸になるまでを御紹介しますので、お時間がある方はお立ち寄りください。

以上、告知でした(^^

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2005.05.24

英国BBCでストライキ

イギリスのBBCでストライキが行われているらしく、ニュース放送を中止しているようだ。

イギリス英語の代表的な例として「ストライキのことを、イギリスでは"industrial action"と言う」というのがあるが、BBCのHPを見る限り"strike"のほうを使っている。

放送は、industrialな行動では無いからということかな?

全然関係ないけど、「仕事をサボる」の「サボる」は、「サボタージュ」から発した言葉。

そもそも「サボタージュ」という言葉自体も、木靴"サボ"を機械に挟んで生産活動を妨害したことが語源になっているらしい。

語源って結構面白い!

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試作シーズン

たとえば初めて使う種類だと、どんな風合いがいいのか考えながら、羊毛にあわせて糸を作ることが多い。出来上がった糸を見ながら「何をつくろうかな?」と考える。

逆に使ったことがある種類であれば、作りたいものに合わせて糸を試作する。思いながらも最初から上手くいかないのは、技量不足なのでしかたがない。

そんなことを繰り返していると、シーズンオフはあっという間に過ぎてしまう。目下もどんな羊毛がいいのか?試行錯誤しながら糸を作っているところ。

写真は、ようやく納得の糸が紡げたので編んでみた、天然色のフェアアイル柄。もちろん、シェットランドを使用。

PICT1194

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2005.05.22

ウールチャレンジin君津

日本では十勝と君津からエントリーしているウールチャレンジ・・・の君津会場、3チームの応援に行ってまいりました。

選手でなくてもやっぱり楽しい。そして、今年はmasakoチームの記録もアップ。他の2チームも完成することができました。みんなスゴイ!

PICT1233

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2005.05.18

準備

今週末、21日土曜日は「国際ウールチャレンジ大会」に参加するmasakoチームの競技会が行われる。応援と写真撮影に行くつもりなので、カメラを引っ張り出す。

フィルムを使うカメラのことを、最近ではアナログカメラと言うそうだ。

デジカメは確かに便利だが、やっぱりアナログのほうが使い始めると馴染むものがあるのは、アナログ人間だからだろうか。フィルムを巻き上げる作業とか・・・嫌いでないのがその証拠。

微妙に複雑な心境である。

PICT1197

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2005.05.17

エアポケット

初めて日比谷公園の野外音楽堂に行った。こういう屋外施設は普段見る機会がないので、どうにも施設そのものを見てしまう。

・・・ベンチの微妙な段差が気にかかるとか、裏はどうなってるのかなぁ・・・なんて職業病のようなもの。

キッチリ囲われているのは気にかかるが、施設の性質上仕方ないのだろう。天候さえ演出になってしまうあたりが面白い空間。

もちろん、本命のDEPAPEPEさんのギター演奏も堪能(^^

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2005.05.09

最近では冬でも夏の野菜が手に入る。が、値段が高いのでどうしても安いもの=旬の野菜を買うことがほとんどだ。

今の時期になるとついつい買ってしまうのが、写真の筍。

経験者は御存知と思うが、手間がかかるわりに皮をむいてしまうと中身が少ないのである。なので毎年、茹でるのやめようと思うのだが誘惑に負けてしまう。

「買っちゃった」と思う反面、やっぱり美味しいものを食べるには手間が必要なんだと諦める季節なのかもしれない。

PICT1180

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2005.05.06

2.7キロ

毎度のことだが、フリース(刈った羊毛)は汚れと油を落とさなければならない。その手間がわかっていながら、色と個性に惹かれて買ってしまう。で、後悔することしきり。

花粉症がようやく一段落したので、天気のよい日にBow Shaver総出で洗った。

ニュージーランドからやってきたポロワス、約2.7キロ。目方の2割は油、という種類らしいが、洗うとふくらみが出るので結果として結構な量になってしまった。

さてさて、どんな糸にしようか。考えるのは楽しみである。

PICT1181

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2005.05.05

連休

珍しく都心に出かけたら、「どこから湧いてきた?」と思うほどの人。

手にガイドブックを持っている方も多い。それを見ると「東京って観光地なんだ」と妙に感じ入ってしまう。再開発とかビルが観光地というのも・・・不思議なものだ。

余談だが、連休でも主婦の家事の量は変わらない。出かけようが疲れて帰ってこようが、やらなきゃいけないことはなくならない。座ってる男性陣横目にしつつ・・・つくづく・・・家事って評価されにくいよなぁ・・・と思ってしまう。

(ちょっと疲れが来ているので、私情が入ってしまいました)

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