たとえば初めて使う種類だと、どんな風合いがいいのか考えながら、羊毛にあわせて糸を作ることが多い。出来上がった糸を見ながら「何をつくろうかな?」と考える。
逆に使ったことがある種類であれば、作りたいものに合わせて糸を試作する。思いながらも最初から上手くいかないのは、技量不足なのでしかたがない。
そんなことを繰り返していると、シーズンオフはあっという間に過ぎてしまう。目下もどんな羊毛がいいのか?試行錯誤しながら糸を作っているところ。
写真は、ようやく納得の糸が紡げたので編んでみた、天然色のフェアアイル柄。もちろん、シェットランドを使用。
コメント
こんばんは。天然色のフェアアイル、素敵ですね!花粉症の時期がすぎると、ちょっと油断するとすぐに暑い夏に突入してしまうから、この貴重な季節をたくさんの製作につぎ込みたいですね。
糸、みせていただきましたが、とても綺麗に紡がれてますね~。撚りも綺麗にかかっているし・・あぁ、ため息だわ。 私の毛糸は撚りをいれたつもりでも、かせにしてみるとどれも甘撚りになってしまってなんだかだらしない~といった様子です。
投稿: Candy | 2005.05.24 21:06
いやいや、Candyさんの細番手の糸もすごいです。しかも普通のボビンで紡がれているとは・・・(^^;
私の糸は逆に繊細にしたくても「もこもこ」により戻りが出てしまいます。随分と悩みましたが「それも個性」と割り切って使っています。
周りのスピナーの糸を見ても一つとして同じ表情がないところが、この世界の面白さでもありますよね(^^
投稿: 新井ひで | 2005.05.25 11:07