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2005.06.23

ジェーン・オースティンを読む

学生時代は、国内外の文学というものはすべて苦手だった。とくに、教科書に載っている、作品の一部を切り貼りした文章が嫌いだった。

それがなぜかここ数年、ジェーン・オースティンの作品にはまっている。

   ジェーン・オースティン:19世紀のイギリスの女流小説家

イギリスのことを書いた新書に、彼女の小説の冒頭部分が引用されていて、そこに人間の心情の普遍性を感じたことが最初だった。

彼女の小説の舞台は、18世紀から19世紀にかけてのイギリスの田園であり、そこから脱することはほとんどない。世界的にはアメリカ独立戦争やフランス革命などが起こり激動の時代と言ってもよい時代だが、小説の中に描かれているのは、娘の結婚を心配する母親であったり、お節介なほど世話好きな女性であったり、自負心の強い紳士であったり、まったくもって普通の人々であり家庭である。

小説の中では、ほとんど事件らしい事件は起こらず、主人公(ヒロイン)の心の動きを追っている。だから、さざなみのような日常の中にちょっとした出来事が中波のように感じる。ほとんど「元禄御畳奉行の日記」のようだ。

通勤の電車の中で「高慢と偏見」と「エマ」を読み、BBC製作のTVドラマ「高慢と偏見」を5時間ぶっ通しで見てしまった(苦笑)。

彼女の小説のように、ちょっとした季節や環境の変化を楽しめるのが、普通の生活なのではないでしょうか?

(ダンナ記す)

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コメント

ダンナさん
おはようございます。

>ジェーン・オースティン
渋いですね!イギリスの女流作家、もとい、イギリス文学(たぶん、ジェーン・オースティンは、年代はかなり昔ですが)は心理描写が素晴らしいですよね?
だから、英文学が好きなのですが・・・。

投稿: Lillian | 2005.06.24 06:56

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