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2005.07.11

反骨精神

雑誌「室内」を購入。

前編集代表人の山本夏彦氏亡き後、今ひとつ勢いが感じられなかったが、今回は久しぶりに手応えのある記事が多し。

本当の意味でのインテリアを「設計し作る」ための情報、そして建築とは関係なさそうな文学者や作家のコラムが掲載されている内容は、一見不協和音のようだが、専門性と息抜きのリズムがあって、読んでいて疲れさせない。

なにより、今月号の万博に関する記事のように、世間に媚びない記事を載せているのが嬉しい。特集記事で、モノづくりの現場の声を掲載しているのも読み応えがある。カッコイイ写真とキャプションで流行の表面をなでるより、はるか迫力と魅力を感じられる。

日本のデザイン批評の弱体化が聞こえてくる中、息長く続いて欲しい雑誌である。

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コメント

こんにちわ。物作りの現場と設計の息って中々合わすのが難しいです。設計事務所にいた事があるんですが、今は工務店でよりお客様と現場の職人さんに近く、いろんな声を聞いて日々邁進です。結局は職人さんの手によって作られるので、わかりやすく具体的に伝わるような図面をいつでも書ける状態になりたいです。そして今日は胃痛です(>_<)

投稿: りりたん | 2005.07.12 11:10

現場ももちろんそうですが、施主やエンドユーザーに対して理解してもらえる言葉で説明する事も難しいと思います。
「空間」や「詳細」を言葉で表現することは生半可なことではないと、最近感じております。

投稿: 新井ひで | 2005.07.13 09:16

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