作家の訃報
愛読している作家の新刊が読めなくなるほど、不幸なことはない・・・と思ったのは新聞に掲載されたエド・マクベインの訃報記事を読んだ時。
アメリカ警察小説の元祖とも言うべき「87分署シリーズ」、映画にもなった「暴力教室」の原作者。近頃ほどミステリーが溢れていなかった頃、むさぼるように読んだ思い出の作品たち。来日公演会の折には、ゼミを休んで行った記憶がある。もう一人のゲスト、田中小実昌氏との話も興味深く、今思えば、ああいうのを至福の時というのだろう。(また、マニアと言われるのは承知の上(^^;)
残念・・・と惜しみつつも御冥福をお祈りする。
余談ながら氏の「キングの身代金」は日本映画「天国と地獄」の原作として有名。
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コメント
>愛読している作家の新刊が読めなくなるほど、不幸なことはない・・
ホントに…。手塚治虫が亡くなったときも、ホントがっかりしました。(虫プロファンクラブ員)
先日は、絵本作家の長新太さんも亡くなって…。さびしいです。
らいおんくんが大好きでした…。
投稿: baru | 2005.07.15 23:21
やっぱりbaruさんの趣味は深くていらっしゃる(^^;
そうそう。長新太さん、ちょっとシュールな絵と文がステキでした。私はネコの絵が好きでしたが・・・
池波正太郎しかり、「もっと読みたかったー」と思う作家さん、いいぱいいますよね。活字好きにはつらい出来事です。本当に。
投稿: 新井ひで | 2005.07.16 11:45
ひでさま
おはようございます。
ひでさま・・・池波正太郎も愛読をしてたんですか?
意外でした。幅広いのは知っておりましたが。
そろそろ、ケイが品川倉庫の夜勤のバイトから戻ります。
何も年頃の女の子がそんな過激なバイトをしなくてもいいのに・・と心配しております。
最近は発作は起きていませんが・・・
投稿: Lillian | 2005.07.17 05:18
リリさん、剣客商売は愛読書です(^^
んでもって、私が薦めたら相方もはまりました。それまで小説なんて読まなかったのに、ねぇ。
学生時代の友人が「真田太平記」の大ファンで信州上田をレンタサイクルで走り回ったこともあります。すでに社会人でしたがユースホステル利用の貧乏旅行でした(^^;
投稿: 新井ひで | 2005.07.17 14:55