埋設物
「遺跡」が好きだ。
子供の頃の化石や土器に始まり、建築を意識するようになってからは古い建物を含めた遺構が気にかかる。
今は再開発が完了した汐留が発掘中だった10年ほど前、新橋停車場の跡を間近で見る機会があった。絵でしか見たことのなかったものが、現実としてあったことに感動を覚え、同時に発掘された切符や薬瓶、レンガの一片に往時を忍んだものだ。
そして今回、新橋の終点である横浜で、昔のレールやレンガをはじめとする数々の発掘品を見て、改めて至福の時間に浸ってきたのである。別の目的のついでであったが見応えがあり、大好きなレンガに触ることもでき、大満足であった。
企画展示「地中に眠る都市の記憶」、12月11日まで。横浜都市開発記念館にて。
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