土地を読む
新聞の記事によると、今年のベネチア建築展のテーマは「藤森建築と路上観察」に決定したとのこと。
意図して作られたものではない、街に潜む無意識を取り上げるのは、ある意味、日常の日本を解説するのにはもってこいの素材だと思う。
私自身も随分と街歩きはしてきたが、どこを歩いても飽きることはない。都市部であればあるほど、その街に歴史や変化があればあるほど、不思議なものが残されていたりする。
何故ゆえにこんな姿になったのか?生い立ちを想像するのも楽しい。一緒に歩く人によって、視点が変わるのもまた楽しい。
世界に向けていったいどんな展示をしてくれるのか。楽しみである。
(写真は川越で発見した床屋さん。ここまでダイレクトなのも珍しい)
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