カーディング
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一応23区に属するのだが、都下に近いせいか停電に遭わなかった。
実はそのせいで、昼近くまで事故のことを知らなかった。チャンネルをニュースに合わせ、ふと周りを見る。何日も停電すれば困るだろが、半日程だったらどうだろう?
冷蔵庫は心配。ポンプが止まるので、トイレをはじめとする上下水道は不便。
エレベーターは・・・幸い低層なので関係ない。洗濯は後回し。食事は、カセットコンロを持ち出せば麺ぐらいは茹でられる。エアコンは・・・事故のあった時間も使っていなかった。テレビは昼間ほとんど見ないので、いざとなればポケットラジオに頼る。
昼間の何時間かであれば乗り切れそうな気配である。
実際家人からメールが来たとき、一番涼しい和室に座り込み、図書館で借りてきた本をやっつけていた。
なんともアナログ的な過ごし方をしているものだと、つくづく思う。
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世の中は「毛糸に触りたくもない」季節らしい。
試作の毛糸も毛洗いも待っているが、人形作家・コヤナギ アイコさんとのコラボ作品を優先する。
10月のコヤナギさんの作品展に出すので、9月納品・・・逆算するとどうしても作るのは「8月」。見ているほうも暑い・・・かな?(^^;
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昔、マンションの販売担当の方と打ち合わせをしていたときに「どうして夏のほうが居室内の日の当たる時間が短いんですか?」と聞かれたことがある。
確かに計算だけすると、冬のほうが窓面の日照時間が多い。あの弱々しい太陽が、なぜ?と思ったのだろう。
これに関連して建築士問題などでよく出るのが「夏の日当たりは、南の壁面と屋上、どちらが多いか?」というもの。
答えは「屋上」
そう。小学校の理科で習ったと思うが、夏は太陽が昼を頂点に高く上がるため、頭の真上・・・つまり屋上の日当たりが一番良くなるのである。
ゆえに・・・晴天の今日も、マンションながら最上階の我が家の頭上はカンカン照りにさらされているはずである。(写真はエアコンのドレン排水をためているところ。溜まったところでベランダに打ち水をしている)
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随分と前になるが、当時住んでいたところは知人いわく「10年前から全く変わらない」というほど何もない場所であった。
いつものようにパンを買いに駅の反対側まで20分の道のりを歩く。独立したパン屋はそこしかなく、朝はパン!の私には唯一の生命線でもあった。
が、なんだかおかしい。定休日でもないのに、空いている気配がない。炎天下を歩いて近づいてみるとナント「お盆休み」の文字。
「・・・・・・・」
無言で踵を返し、その足でJRに乗った。隣駅に行き、デパートでパンを買ってきたのは今でも腹の立つ思い出である。
その後、あきらめて購入した「ホームベーカリー」。材料さえ揃えておけば、機械がこねて焼いてくれる。越して、以前のように買い物に困ることはなくなったが、現在も活躍中。(写真は発酵しているところ)
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