非日常の面白さ
南極が面白い・・・と言うと、
「ああ、ペンギン可愛いですよね」と返される。
ペンギンではなくて雪上車とか観測基地とか氷床とか・・・というと
「・・・面白いですか?」と怪訝な顔をされる。
昭和基地はインフラ整備が進んで、リアルタイムでテレビ電話会議が出来るほどの通信網を供えている。が、一方で生活を支える部分は多くが人の手によるものだと聞く。
物資は1年に一度しか運べないので、食料も当然1年分になる。設備機器のメンテナンスもしかり。マイナス何十度という世界でなにが起こるか、なんて想像も出来ない。降り積もった南極の氷を分析すると、地球上の粉塵が増えたのは150年前、産業革命以降という数値がハッキリと出るらしいとか、昨年は過去最大のオゾンホールを観測したとか、聞いているだけで面白い・・・のだがそこまで説明するのには労力を要する。
今後、極地観測をもっと宣伝する場ができれば、もう少し楽になる・・・と期待しよう。
写真は「南極観測50周年記念フォーラム」のチラシから。個人的には基調講演も昭和基地との中継も楽しゅうございました(^^
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