楽しむ
学生時代から心酔している「建築探偵」の一派がヨーロッパ進出したと聞いたのは昨年のこと。その凱旋展覧会が行われると知ったのは今年に入ってから。
日ごろは涙を呑んで見送る展覧会が多い中、こればかりは行かなければ!と早々に行ってきた。
「藤森建築と路上観察」展。
考現学的な内容もさることながら、体感できる展示空間の使い方も申し分なく、理屈を抜きにして楽しめる。日ごろ建築と縁がない人、あるいは子供が見ても楽しめるのではないかと思う。
英語表記で「Rojo」となっていた「路上観察」が、「Otaku」のごとく世界語になることを期待する。
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