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2007.07.27

腑に落ちない

カメラが壊れた。

もう18年ほど使っているので、古いといえば古い。

そんなわけでメーカー窓口へ持っていったら「うーん・・・」と唸って技術さんに聞いてくれたものの、返事は「無理ですね」だった。

「レンズは使えるので、本体を中古で購入する方法もありますよ」と言ってくれたが、また修理することを考えたらどうだろう?リスクが大きいと思うのは考えすぎ?

ほかの修理店にも聞いてみるつもりだが・・・最悪はきっぱりと諦めてレンズを処分するしかないだろうな、と・・・頭の中では思っていても、やっぱり愛着は捨てきれない。

なにより、ずっと使ってきたものを使いたいだけなのに、なんだか打ちのめされる気がしてならないことに納得がいかない。なぜだろう?

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2007.07.24

湿度大敵

はい。今年も編んでおります。

お馴染みになった「羊マフラー」の元。

編むのはよいのですが、天気が悪いので水通しができない。挙句に、追加の糸を作ろうと思ったら、これまた湿気で紡毛機の動きが鈍い。

ガンガン油をさしてもペダルが重たい。

エアコンかければいいんでしょうが、一応、省エネに敬意を表して限界になるまでは自然環境で頑張る所存です。

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2007.07.20

INAXギャラリーへ行く

さかのぼれば学生時代から、いわゆる建築雑誌がどうにも苦手だった。長い間理由がわからなかったのだが、あるとき「人が写っていない雑誌」とあって、そうかと納得した。

それに反して、必ず人の入った写真を使うのが雑誌「室内」のポリシーだった。連載も実用的で、部分的にコピーをとって自家用の資料にしたものも、未だに手元に残っている。

そのうちに執筆陣が建築関係以外・・・作家やエッセイスト、イラストレーター、写真家と多種多様な人々が出入りしているのに気づき「妙な雑誌だな」と思うようになった。それが編集発行人、山本夏彦氏を意識した最初だったと思う。

コラムニストでもある氏の文章は辛口で、簡潔。しかも「インテリア」の言葉がない時代から続く雑誌なので、日本の室内装飾においては生き証人のようなところがあった。だから氏の訃報を新聞で読んだときには、残念・・・としか言葉がなかった。

昨年からスタートしてようやく東京に巡回した「室内の52年」展はそんなインテリア雑誌の歴史が凝縮された企画展である。個人的に思い入れがあるせいか、狭い会場ながら「よくぞ詰め込んだ」と嬉しくもあった。

写真の展覧会ブックレットは、実は1年前から入手していたもの(^^;

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2007.07.17

マンクスロフタン

神奈川の服部牧場に行く。

今年生まれたマンクスの子羊たちが元気に鳴きまくっている。大人羊とどちらにしようか、実は前日まで悩んでいたのだが、結局、子羊の里親に決めてしまった。

マンクスはイギリス・マン島にいる羊で、凛々しいツノと赤茶色の毛が特徴。本国でも希少種(レア・シープ)に指定されているのである。

でもね、色がとにかくいいんですよ。

こういう色はなかなかない上に、英国からの輸入も決して多くないので個人的には贅沢フリース。さてさて、今後が楽しみである。

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2007.07.12

懐古的

知人から写真のものを引き継いだ。

その話をすると見事なまでに意見が分かれるのが面白い。

「え?そんなものどうするの?」という意見が一つ。

「懐かしい!いいですねー」という意見。

まぁ、若い人には特に物珍しいのでしょうねぇ。

光回線導入で全く使えないかと思ったら、受信だけは出来たのでまぁ、よしとしよう。ベルの音と、受話器のキレのよさが懐かしい。そういえば、この受話器につける音響カプラーって、まだ売ってるんでしょうかね?

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2007.07.11

特撮というよりも

春先にBSで放映していたドラマを見る。

その昔のシリーズも面白かったが、今回も面白い。カテゴリーは「特撮」だが、大人のドラマに仕上がっているのが良い。

総合テレビでも今週来週と土曜日の深夜に放映するらしい。

怪奇大作戦セカンドファイル」。特撮らしからぬ作品です。

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2007.07.09

涼しい酒

今ではジャパニーズ・ウィスキーというカテゴリーも立派にあるが「スコッチ」といえば「スコットランドで造られたもの」と定義されている。

その環境は雨が多く、湿潤で、時には夏でも涼しい気候。そして豊富な良質の水。

そんな環境が、仕込みと、樽詰めしたウィスキーの熟成に適しているのだと聞く。

さて日本の蒸留所はというと、スコットランドに似た環境を求めて建設されたニッカの余市工場、同じく宮城工場は深い緑と川の水に挟まれている静かなところであった。メルシャンの軽井沢蒸留所も、夏ながらひんやりとした空気が心地よかった。

そしてキリンシーグラムの富士御殿場蒸留所。

訪れたのは春先であったが、深い霧が立ち込めた山を背にしている姿が印象的だった。「工場」と呼ぶのがふさわしい姿だったが、水と湿潤な空気が美味なお酒を造ると思うと感慨深い。

ついでに、朝一番で訪れたため他の見学者がいなかったのも印象的だった。

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2007.07.04

混乱

少々、堅い話で恐縮。

6月20日に建築確認申請の手順が大幅に改正された。昨今の構造不祥事を踏まえての結果である。ニュースでチラと聞いたり、「当然」と思う向きも多いだろう。

しかし現場は混乱している。

施行されたはいいが、具体的な手順が発表されたのが施行とほぼ同時。恐ろしく見切り発車で未だ不明な部分もあると聞く。「構造計算ソフト」なるPCツールもあるにはあるが、今回の指標に完全対応出来るのは秋頃だという話も聞く。

要するに建築確認申請を出したくとも、まず構造事務所が動けない。なので、せっかく動きそうなプロジェクトも凍結状態。経済的に悪循環が生じているのである。

この文章を書くために建築サイトでニュースを見ようと思ったら、開くのが重くて断念した。恐らくアクセスが集中していたのだろう。それくらい、現場は情報を欲している。

行政が定めたこととはいえ、「どうしていいかわからない」と現場にいる設計者に言わせるのはどうだろう。

関係ないと思う方が大半だろうが、そういうことが現在起きているのである。

本当に・・・どうなるのだろう?

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2007.07.02

今年もやって来た

春先に冬越ししたなぁ、と思ったら、今年のアゲハがもう舞っていた。もしや・・・と思って見たら案の定、ムッチリとした奴が葉っぱにしがみついている。

そもそも柑橘系の「何か」の種を撒いたのが発端で、それが大きくなるにつれてアゲハがやって来るようになったのである。ひどく害もないので鉢植えを引き取ったのだが、狭いところにまぁ、よくもやって来るものだと感心する。

サナギになるときは隅のほうに移動するので、どこにいるのかは不明。この窓ガラスにへばりついていた奴も、翌日にはサナギになるべく別の場所に移動した・・・らしい。

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