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2008.06.26

帰マン

新聞を開いたら、物凄いものを見つけてしまった。これ、素直に判る人がいたらエライと思う。

ヒントは番組の枠が「円谷劇場」。先週まで「ミラーマン」を放映していました。

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非日常の危険・その後

ようやく落ち着いたのでその後の顛末など。

先にも書いたが、動転していたのと相手が自転車だったのでその場で警察を呼ばなかった今回のアクシデント。警察に問いあわせたところ、後から届けを出すには「被害者の診断書、身分証明書を持参の上双方が揃って出頭すること」と言われた。

最初のハードルがこの診断書。本来なら時間がかかる診断書を、事情を説明して1週間で作成してもらった。

その間、保険会社に連絡。今回は相手が自転車なので保険直接は使えず、交渉に入ってもらう特約を使うことになった。それでも書類はたんまりと来る。正直、気がめいっている時にこの書類の山は少々手厳しい。

診断書ができたら先方と雁首揃えて警察へ赴く。夕方は交通事故多発時間帯なので、人が出払ってれば待ちますよ、といわれていた通りしばしの待機。その後一人ずつ、話をして調書の下書きのようなものを作る。やがて戻ってきた担当の警察官に呼ばれ食い違い(微妙な時間等)の確認を行う。

この時に、さすがお役所仕事!と思うのは診断書の住所氏名までも間違った記載があると、訂正なり再提出なりがあるらしい。確認申請並の緊張だ。

その上で改めて調書を作成する。このときに告訴に関する説明、意志を確認して念書にハンコを押す。自身も注意されることは覚悟していたが、思っていたよりあっさりの注意だったので平常心のままでいられた。

これが済むと現場で状況確認を行う。今回はシンプルな状況だったので、これはすぐに済んだ。・・・とまぁ、これだけのことだが先方とも「後から届けるのは非常に面倒である」の意見で一致した。

この後正式に報告書になって記録としての手続きが終了すると、「事故証明」が発行される。事故証明は自分で請求するものだが保険などの手続きには必要で、確実に事故があったことの記録でもある。

やっぱりこれだけ面倒な思いをするんだったら、その場でちゃんと警察を呼ぶべきです。出血していないとか肋骨程度の損傷で動けると、動転している本人は正常な判断ができないもの。やっぱり居合わせて危険だ、と思ったら周りが手を差し伸べて欲しい。

今回学習したことである。

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2008.06.23

どうにかこうにか

予定ではすでに自分の作品作りに取り掛かっているはずなのだが、未だに企画展の作業をしている。

それでも幸いなことに企画展の準備はどうにか進んでいる。

会場構成もGOサインが出たし、昨日はモデルさんの撮影1回目を無事に終了。実際に作家さんが作った作品を身につけてもらうと、ぼんやりとしていた輪郭が急にハッキリとしてくる。

正直、ダメージを受けてからの気分転換が上手くできていないのだが、作家さんやカメラマンさん、モデルをお願いしたギャラリー仲間の皆さんをこれだけ巻き込んでいるのだから、なんとか踏ん張りたい。・・・のだが私にしては恐ろしく抜けまくっているのが気がかり(^^;冷蔵庫の中の在庫すら忘れるって・・・今までなかったのになぁ。

あと1週間。どうにか集中力が続くことを祈る。

追記:「着物コモノ2008 夏」のDMをご希望の方は、企画展ブログのトップよりギャラリーにご連絡ください。

写真は友達が旅先から送ってくれた「テレビ父さん」(^^

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2008.06.19

休憩にいかが?

羊仲間のメリノさんが本を出版したことは以前書いた。

その本に関連して、出版社がホームページを作ってくれたとの情報を入手した。

これがこちら。「やっぱりひつじがすき」。

撮れたての動画あり、羊の写真あり。疲れたときにふっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか(^^

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2008.06.16

昔の姿

新聞を読んでいたら「昔の特撮に映る60年代~70年代の東京」に触れたコラムが目に留まった。

以前から言っているが、侮るなかれ、発展を遂げる東京の様子、最近話題の団地の姿までウルトラマンの「背景」を見ると当時の東京の姿を見ることができて面白い。交通量の少なさや、服装。そんなもの全てが映像として残っているのだから、これ以上の資料はないと思う。

写真も同じだ。

先日見てきたのは昭和15年、戦前の東京のある1日を写したものだった。昔の銀座に集う人々。今でも残る商店や、今はなき市電。そこに映っているものは紛れもなく昔の東京。でも今は触れることができない東京でもある。

個人的に戦前の東京は非常に興味があるので(そのまま東京が存続していたら、と思うことしきり)しばし、雰囲気を楽しませてもらった。小さな展示だが、お勧め。

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2008.06.13

非日常の危険

あまりにも現在進行形、あまりにも個人的なことなのだが、やはりどうするべきか知ってほしいと思うので書き込む。

数日前に自転車に激突された。避けようのない状況であったが幸い、打撲で済んだ。

問題はそのときの対応である。なんとか歩けたために一旦、家に帰った。恐ろしく動転していて、まず何をすればいいのか判らないほどであった。とりあえず病院へ行き、翌日になって警察に届出の方法を聞いたのだが、所轄の電話番号を問い合わせた先で責めるように言われた。

「何で、そのとき通報しなかったんですか?」

交通事故に詳しい知人いわく、その場で通報しないと言うことは警察への届出をしないと決めたようなもの、だと。それは自転車が相手でも当然のこと。

冷静に考えればその通りだ。だが、被害者と加害者の立場で冷静に通報などできるだろうか。何度か事故に遭遇していれば可能だろうが、まず無理だ。現に自転車との事故で届け出るなど、頭から抜けてしまっていた。

他人のせいにするつもりは毛頭ないが、その場にいた第3者が強引に通報してくれたいたら・・・と今になって思う。もちろん、後からの出頭もできるが診断書が必要とのことで、今、その書類を悶々として待っているところである。

痛い上に詰問されて落ち込む。(しかもアルコール控え中!)

そんな目に逢わないためにも、もし事故に居合わせたら当事者達が大丈夫と言っても、周りが通報して欲しい

幸い業を煮やして電話をくれたアドバイザーのおかげで、自動車保険の証書を引っ張り出し、事故の報告を済ますこともできた。こういうことはあまりにも非日常なので、具体的に何をすればいいのかわからない。判らないこそ、今回書き込みをした次第である。

追記:7月の企画展メンバー、すでに一人が鎖骨骨折、一人がぎっくり腰。そして今回の打撲・・・なんだかなぁ・・・(^^;

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2008.06.12

いただきもの

ブログ仲間からいただいた羊。

ざっくりとした木の感触が良い。そして質感のある作品は見ていても楽しい。

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2008.06.09

そろそろ準備

原毛在庫を確認しつつ、そろそろ冬に向けての準備で、紡ぐ糸を考える。

多分編み物をする方がお店で「どの糸を買おうかな」と悩む過程と同じなんだと思う。が、「どの羊の種類でどんな糸にしようかな」と思うあたりが世間の尺度からずれているところ。しかもこの作業が一番時間がかかる。

紡いでみたら思ったイメージの糸じゃあない!というのは毎度のこと。

とりあえず、手を動かすしかないなぁ。

写真はワークショップで出来上がってしまった羊達。こうなると「群れてる」より「たかってる」という感じだなぁ・・・(^^;

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2008.06.05

モノづくり、直撃

着物コモノ2008 夏 まで一月となった。最後のミーティングも無事に終了・・・なのだが、物凄く気にかかることが一つ。

作品に価格をつけてもらうのは当然のこと。それが毎度悩みの種なのも、自身の体験でよく判る。今回はそれに加えて「材料の高騰」がネックになっている。

特に彫金材料のシルバーが、かつてないほどの金額になっているらしい。他の作家さんに聞いてみると糸や布の繊維製品、電子パーツ、鉄、ガラスを溶かすための燃料費。全てのもののコストが上がっていることが判明した。

個人の作家さんがこんな様子なのだから、製品を供給している現場はもっと大変に違いない。モノづくり現場全体の先行きがどうなるのか・・・不安を感じずにはいられない。

でも恐らく、数字として現われて世の中が大騒ぎするのは、もっと後になるはずだ。メディアが取り上げるのはいつだって最後。結論が出てしまってから騒ぐのでは遅い。バター問題だって昨年の冬から浮上し始めていたのに、騒ぎ始めたのはつい最近。(当時取り上げたのはWBSと噂の東京マガジンくらいなものだった。建築基準法も同じ)

ついでに言うと、羊毛や周辺の道具も数年でじわじわと価格が上がってきている。これも仕方ないのか・・・

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2008.06.02

木綿以前

随分と前だが日本の繊維についての本を教えてもらったことがある。当時すでに絶版で古書店で探したのだが、ついぞ見つけることができなかった。

数年前、試しに検索をかけて引っかかったのがこの本。

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絶版になっていた「新・木綿以前のこと」の著者・永原慶二氏の最後の著作である。歴史学の立場から日本における繊維の変遷・・・いわゆる からむしから、木綿へと代わっていく様子を辿っている。

読んでいて眠くなる部類かもしれないが、後半の改訂増補「新・木綿以前のこと」は比較的わかりやすく、日本における織物や染物の根底を知るには一番よいテキストだと思う。

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