イギリスらしい絵
ジョン・エヴァレット・ミレイ展に行ってきた。有名なオーフィリアの絵がどうしても見たかったのだ。朝一番で行ったにもかかわらず、そこそこ人の流れがあったのにはビックリだったが、中に入ってしまえばお目当ての絵もじっくりと見ることができた。
全体にいかにも英国らしい題材がよい。そして個人的に一番よかったのは最後に並んでいたスコットランドの風景画。いかにも北らしい色彩がなんとも言えず良いのである。
ところで写真右の絵葉書。「1746年の放免令」というタイトルの絵なのだが、普通はこれだけ見ても何が何やらだろう。ところが我が家のスコットランド・マニアは絵葉書を見るなり「年号は合ってる」と一言。
この絵を見て何のことだか判るのか?と聞くと「判る」と言う。
いわく「左がイングランド兵で真ん中がスコットランド兵・・・ジャコバイトの反乱が1715年と1746年にあって、1746年の方はスコットランド兵が随分、捕まったはずだから・・・」だ、そうだ(^^;
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コメント
ミレイ展での圧巻はやはり晩年の風景画ですね〜 出口近くの二枚 ハリエニシダの幽玄と アカマツの林ごしの天空。
投稿: いのうえ | 2008.10.22 15:38
いのうえさま>
個人的にネス湖のアーカート城もよかったです(^^
でも私が見に行った時はそのエリア、人がいませんでしたよ。
投稿: 新井ひで | 2008.10.23 17:49