日本的な西洋文化
こちらも大急ぎで汐留のパナソニックで開催中の「村野藤吾」展に行ってきた。
村野藤吾は日本的ながらモダンなデザインが独特で、特に階段のデザインに定評がある。「階段が綺麗に納めれれば一人前」と言われるほど階段を美しく仕上げるのは難しく、随分と村野藤吾のディティールを参考にさせてもらった記憶がある。
実物展示は部分だけだが、それでもやはり階段、特に手摺は美しい。そして驚くのはいわゆる「矩形図」と呼ぶ詳細図。読めば読むほど深みにはまる、物凄い書き込み=情報量。思っていた以上に充実した展示で、大満足であった。
写真は広島にある村野藤吾の設計のカトリック教会だが、なんと屋根に留まっているのは鳳凰!窓やファサードも日本的なモチーフで実物を見ると驚く。古いのでコンクリートの剥離が気になるが、タイミングよく搭上まで登ることができ、至福のひと時であった(^^ボランティアの方に感謝!
| 固定リンク
コメント