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2009.02.27

表現

少しばかり前になるが、プリントゴッコに関するトークイベントに参加してきた。そこまでこだわる割には大した作品になっていないのは否めないが、気になるのだから仕方ない。

基調トークはプリントゴッコの開発の経緯や特徴、そして現在の状況へと続く。理想科学のコダワリはインクであること。そのインクも昔は1年中フル生産されていたが、今では1日で作業が終了してしまうことなど。

聞けばナルホドと思うのだが、やはりどうにか生き残って欲しい・・・という思いの方が個人的には強い。同じように表現ツールとして使っている方たちも参加していて、その辺りは心強かった。

一つだけ悲しかったのは、30名ほどの中でデジタル製版機なんて使ってるのが自分ひとりだったこと。「そんなに売れなかったんですか?」と聞いたら「売れませんでした」とのお答え。うーん。勿体無い!確かに単価は高いけれど、ランニングコストは確実に安いんですよねぇ・・・と言ったら「1年に1回しか使わない人はランプも余るんです」と。ごもっとも。

個人的に濃くも楽しい時間を過ごすことができたイベントだった。遅まきながらもじもじカフェさんと理想科学さんに感謝。

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2009.02.24

微妙な・・・

最近集まったもの。

右はCMでご存知の車メーカーのキャラクター。左は世田谷区の商店街のキャラクターで「がーやん」と、いうらしい・・・。なんだか微妙だなぁ・・・(^^;

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2009.02.18

カケラの迫力

23年ぶりのコレクション展を見てきた。話には聞いていたし、他の展覧会でちょこちょこと見ることはあったが、まとめてお目にかかるのは初めて。

とにかく、凄い!Pict3584

言ってしまえば全て「カケラ」。それも今はもう存在しない建物たちの壊した破片である。

が、数が半端ではない上に、その中の相当数は建築史の授業でとおりいっぺん出てくるようなもの、もしくは建築家が関わった建物が多く、思わず声が漏れてしまう迫力なのである。

興味がない人にはただのガラクタだろう。しかしカケラの多くは大正から昭和初期・・・戦前の職人の手によるものだ。よく見ればタイルの厚み、テラコッタの細工、モルタルの仕上げ、すべてに職人の手の痕が感じられる。特にスクラッチタイルの引っかき具合などは、もの凄く良い。

建物のカケラ~一木努コレクション~」は江戸東京建物園で展示中。好きな人にはたまらない・・・とだけ言っておこう(^^;

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2009.02.16

少しばかり宣伝

随分と長いこと参加させていただている街歩き「TEKUTEKU(てくてく)」の2冊目の本が出版されました。

ほんの僅かですが新井が書いた文章も採用していただいております。基本的に都市計画とか建築に絡むような内容ですが、よろしければ気にかけてやってください。

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2009.02.13

ウィスキーの日

写真がないのが残念だが、今年は「グレンファークラス105」と「ボウモア」をセレクトした。

世田谷233でのウィスキーイベントはもう何度かやっている。大体軍配が上がるのはアイラモルトなのだが・・・今年はグレンファークラスが大人気。どうやら60度というアルコール度数高さが逆に良かったのか?

そして毎度のメインイベント「牡蠣タイム」。今年は広島産の小粒の牡蠣にボウモアを垂らしてみたが、これが見事にマッチして美味。牡蠣の塩味とボウモアのスモーキーがちょうど良かった。

これがあるから、やっぱりウィスキーは冬が似合うんだなぁ。

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2009.02.09

手探り

羊は草を食べる。ところが、世の中にはもっとヘルシーな羊が存在する。

それが「ノース・ロナルド・セイ」だ。

存在を知ったのは随分と前。本で知りどんな羊だろうと思ったが、生息地はスコットランドの北の果てにある小さな島だというではないか。一生お目にかかることもないか・・・と思っていたら、昨年になって手に入れることができた。輸入しているカカラ・ウールワークスさんいわく「後にも先にも日本に入るのは初めてです!」と。

何でも島の人口は人間よりも羊のほうが多く、そして羊たちは海辺に放牧される。草の生えない海辺で羊が食べるのはなんと「海草」・・・それも昆布のように固いとか。

お酒だって海風に晒されたアイラ・モルトは個性的で美味しい。だったら羊だってよい毛並みになるんじゃないだろうか?そう思って紡ぎ始めたのだが・・・

物凄く細いのに、弾力が強い。そしてケンプ!(太い毛)これだけ細いのにどうして・・・と思うほどケンプが多い。逆に言えば布にすれば物凄い個性的なツィードになるだろう、と思わせる。いかにも「英国種」なのだ。

個人的にも物凄く好きなタイプなので、個性をいかした糸にしたいと悪戦苦闘中。

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2009.02.05

週末のイベント?

今週の土曜日、7日ですね。

夕方6時ごろより世田谷233にてウィスキーの会、やります。

ボウ・シェイバーセレクトのシングルモルトを愉しもうというだけですが・・・今回は海のモルト「ボウモア」と、個性的な蒸留所の多いスペイサイドから「グレンファークラス」を用意しました。

お時間と興味のある方は世田谷233にお立ち寄りください(^^

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読めない本

昨日訃報のあった泡坂妻夫氏の本を、一冊だけ持っている。雑誌などで短編は読んでいたが、単独で買ったのは後にも先にもこの1冊だけ。それも随分と昔なのだが、実はちゃんと読んでいない。

否。読んだことは読んだのだが、本1冊分は読んでいない。ややこしいのだが、全部を読もうとすると、最初に読んだものが読めなくなってしまうのである。

2冊買うべきだったなぁーと思ったのは随分と後のこと。読めないのは口惜しいのだけれど、発想の凄さに手放せない1冊。

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2009.02.02

不惑

久しぶりに同年代と呑む。

というかクラス会なんだから当たり前なのだが・・・ここのところ年齢関係なくの付き合いが多いので、なんだか不思議な気がする。

若い人と呑むとまず文化の違い、死語の説明をしなければならない。(最近ガリ版刷りと給食のソフト麺が通じないことを発見)それを抜きにすっと話に入れるのが凄い。

それにしても・・・20年もの間があったとは思えない賑やかさ。すごいなぁ。

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2009.02.01

今年も始動

昨年夏に世田谷233で開催した企画展「着物コモノ」、今年も7月に開催が決まりました。10人の作家さんが着物にもカジュアルにも使える粋な小物を提案します。

ボウ・シェイバーは引き続きコーディネイター(裏方)で参加。

そして昨年に引き続きブログも再開いたしました。進捗状況やコラムなどアップしていく予定ですのでよろしければお立ち寄りください。

着物コモノブログ→http://ameblo.jp/kimonokomono/

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