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2009.05.28

高原のウィスキー その2

白州蒸留所で驚いたのは蒸留釜・・・ポットスティルの種類と敷地の広さ。それぞれの見学ポイントが離れているので敷地内バスでの移動になる。それとこれは見学用なのだろうが、他の蒸留所では見たことのない作業工程を見ることができた。

実はウィスキーの樽は内側を焼いて焦がしてから、酒を入れる。この工程を「チャー(char=黒焦げにする)」という。そうして熟成させて経年、中身を瓶詰めしてから再度樽を使うときに同じ作業を行うのだが、その「リチャー」という工程を見ることができた。

樽はアルコールを含んでいるので青白い炎が樽の内側を覆い、なんとも不思議なオブジェのようである。なんでも消火するときのタイミングも難しく、職人さん手を動かしたらあっという間に水がかかって消えていた。

その後の行程でも貯蔵庫にあふれる香りもさることながら、やはり森の緑の香りが印象的な蒸留所であった。

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2009.05.25

高原のウィスキー その1

サントリー白州蒸留所へ行ってきた。数日前までの夏日が嘘のような肌寒い雨の中、ウィスキーを呑むには程よい寒さとばかりにミニセミナーも受講。

当然二人で飲むと車は使えないので、往復は最寄の小淵沢駅からタクシーを使う。着いた先はまるで森林公園。それもそのはずで、白州蒸留所は、ウィスキーの蒸留所としては一番高い標高にあるという。(基本的にスコットランドはなだらかなので(^^;)敷地内に入ると水を吸った新緑と土の香りに、思わず深呼吸する。

ここに来て初めて知ったのだが、同じ敷地内に「南アルプスの天然水」をボトリングする工場があるのだ。と言うことは、この水が白州の仕込み水・・・いわゆるマザーウォーターということになる。セミナーでも当然、テーブルに並ぶのは南アルプスの天然水。これは気がつかなかった!

白州をきちんと呑むのは初めて。呑み比べてみると爽やかな感じもするが、案外とスモーキーさがある。山崎と比べると軽いのは否めないが、その分料理やツマミを邪魔しないようだ。少しばかり研究の余地あり、といったところか。Pict3761

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2009.05.20

相変わらず、辛口

忙しくて読み溜めているクセに、ここのところ本を買っている。

いわゆるベストセラーみたいな本はいつでも手に入るが、私好みの辛口な本は、時間が過ぎると都心の大型店かネットに頼らなくてはいけないので、つい今のうちに・・・と思ってしまうのだ。

左から今はなき雑誌、「室内」に連載されていた質問をまとめたもの。その「室内」の編集責任者だった山本夏彦氏の対談集の復刻版。帯にある「毒舌と 博学が いま 蘇る」の文句が魅力的。そして広告批評の最終巻。キチンと意見を発信する雑誌がまた一つ消えるのは寂しい限り。そして案外マトモな意見を発信している唐沢俊一氏と岡田斗司夫氏の対談集。

相変わらず流行に左右されないラインナップである。

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2009.05.15

着物コモノ2009 連動企画

お知らせです。

今年も7月に世田谷233で開催予定の企画展「着物コモノ2009」の企画で、5月より月一回、男性着物のワークショップを行います。

詳細は着物コモノブログのトップをご覧ください。

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2009.05.12

逃げる!

羊仲間・メリノさんの本「ひつじにあいたい」に紹介されていた山梨の「まきば公園」に行ってみた。

ここのところマンクスに会いに行く程度だったので、久しぶりに見る立派な黒顔のサフォークが新鮮だった。ところが、本にも書いてある通りここの羊は人間慣れしていないらしい。相方がそーっと近づいただけで、すたこら逃げていってしまった。

羊にしてみたらドキドキ怖い思いをしたんだと思うが、毛刈りが済んでスマートになった羊の走る姿は初夏を思わせて気持ちが良い。やっぱり生羊を見るのは楽しいのだ。

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2009.05.10

怖いもの見たさ

それほど甘いものが好きなわけではないが、ついつい話のネタに・・・と食べたもの。

・・・「信玄餅ソフト」。見た目インパクト、物凄くあるなぁ。

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2009.05.03

発掘

本棚に押し込められるように追いやられていたモノに、久しぶりに気がついた。毎日見てはいるのだが、さほど気に留めていなかったのは「もう使わないだろう」と思い込んでいたためである。

随分と前に相方が買って来たポラロイドのピンホールカメラ。ポラロイドがフィルムの販売を終了して暫く経つ上に、買って来た相方も放り出しているので、ただのオブジェと化していた。紙ボディは一見すると付録のようだが、フィルムは「ピールアパート」とという特殊なタイプを使う。そんなこともあって、念のために調べてみたら・・・どうやらピールアパートのフィルムはFUJIが使えるらしいことが判明した。

とはいえ、元来プロが使うようなそんな特殊なフィルムは近所に売っていないので、さすがにヨドバシまで出向いて入手。試してみると・・・確かに撮れた!

とりあえず、処分は免れ暫くは遊び道具になりそうである。

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