悩むシーン
用あって都心に出かけた。
折りしも季節は夏祭り、花火大会の頃。時間に関わらず若い方の浴衣姿をちらほら見かける。今年は男性の浴衣姿も随分と見かけるが、甚平に比べたら爽やかで見た目にも好ましい。
女性の浴衣は何でもアリ・・・なんだそうであんまりじっくり見ないことにしている。が、チラ、と見てぎょっとした。
いくらレースの半襟や半幅帯に帯揚げがアリでも、それは決してやって欲しくない。否。やってはいけない。そう。前の袷が「逆」だったのだ。しかも堂々としているから、自分では気づいていないのだろう。この場合、本人に言っていいのかどうか、悩むところだ。
そんな話を着物屋さんでしたら、別の方がやはり気になって耳打ちしたところ「アメリカ映画ではこうなっていたんですっ!」と怒られたそうだ。
何でアメリカ映画が基準になるのか?日本では亡くなった時の着付けなんだが・・・。
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