判断に迷う作品
前回に引き続きのヲタクねた。
以前も書いた気がするが、アニメは作画や演出、シナリオを念頭において見てしまう悪い癖がある。なのであまりキャラ萌えということはなく、むしろ面白いと感じるのは見る側を選ぶアニメが多いかもしれない。
唯一の例外はCOWBOY BEBOP。最近ではアメリカで実写化の話が出ているとも聞くが、これに関しては事前情報が当時ほとんどなく、しかも1話をすっ飛ばし、画面は一部モザイクのごとく隠され、挙句に途中で終わるという物凄い放送形態をしてくれたにもかかわらず、今でも一番の作品である。オープニングを見ただけで「これは何だ!」とびっくりしたのを今でも覚えている。それほどまでに衝撃的に、文句なくカッコ良かった。
ただ、まぁ、内容的に深夜向けだったんだよねぇ。夕方に放映するから1話がすっ飛ばされた・・・というのは後日その1話を見て納得した。
しかし今回は深夜のアニメにもかかわらず、本編がネット配信。テレビでは編集版を放映するとのお知らせがあり、これは果たしてどう解釈するべきか?と悩んでいるところ。
個人的に時代背景もそうだが、ドラマを描くようなシナリオと演出で、どう話が進んでいくのか物凄く気になっているのだが・・・やはり1931年という時代設定、それに史実の扱いが微妙なんだろうと察する。その反面、これは気概ある力作なのか?とも思うのだが・・・。
そもそもアニメで昭和6年を描いて、若い人が理解できるのだろうか?日本が戦争をしていたことも知らない世代、満州事変すらフィクションと思うのではないかと考えるのは杞憂だろうか。
| 固定リンク
コメント