たす
冬に向けて作品作りをしている。その中の一つに、人形作家のコヤナギさんと童話作家の九十九さんとのコラボレーションが含まれている。
童話と人形とニット・・・一件繋がりがなさそうな分野だが、以前から何かをしてみたかった。その「何か」が決まって動いているわけだが、これが思った以上のよい物になりそうで、今からワクワクしている。
コラボレーションの面白いところは1+1が決して2にならないこと。もちろんマイナスになることもあるだろうが、3や5になることさえある。そのためには時間と密なコミュニケーションが必要になるが、その手間をかけても形になった時の嬉しさは大きい。
例えば世田谷233で行う「着物コモノ」にしても、作家10人だからイコール10ではなく、20にも30にもなっているのは見ていただければ判ると思う。
そして自分の作品を作る時も、それぞれの羊とコラボレーションしている気分で紡いでいる。だから2度と同じ糸は出来ないし、同じ形もできない。作家性という点では優柔不断も甚だしいのだが・・・(^^;
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