お礼
学生時代の恩師が亡くなった。
当時の学科は創設されて間もなく、どの先生方もオープンであちこちの研究室に行ってはお茶をご馳走になっていた。研究室は違うのだが、そんなこんなでよく遊んでいたのが、先生の所だった。
すでに3年前に鬼籍に入られた別の先生と同じく、戦後の建築界で女性の道筋をつけた一人であった。建築研究所にて戦後の劣悪な住環境を改善するための調査をした話。そして共通の趣味であったマンガや本の話。ここ数年は体調を崩されて、電話でお話しする程度だった。もっと話しておけばよかったと悔やんでも、それは仕方がない。
せめて最後に「ありがとうございました」と、頭を下げることができて良かったと思うべきなのだろう。
余禄:お葬式でご一緒した先輩・・・「W先生も亡くなられたんだっけ?」
いやいや・・・(^^; 私の担当教授、去年元気に退官したばっかですから!
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