一呼吸
企画展メンバーとも連絡が取れ、なんとなく一呼吸ついたところ。
とはいえ、茨城在住の友人宅は、ようやく電気が通ったところで、やはり燃料が手に入らないために給水も買出しも困難になっているとか。数日前に携帯メールを送ったときは、
「詳細はホームページでって言われても、パソコンぜーんぶ床に転がってるし、電気も今朝通じたばっかりだし、見れるわけないよ~。電話問い合わせなんて繋がらないよー」との返事。
交通もストップしているし、宅配も受け付け停止。にも関わらず、千葉・茨城の被災地はほとんど報道されていない。
もっと大変な地域があることは判ってる。
けれどメディアが一部地域に集中しているように見えてならない。西の人たちがそれを見たら、千葉や茨城の人が困難な状態にあることは、全く伝わらないだろう。そうやって、取り残されていく地域が出てこないとも限らない。
実際、当初の計画停電のリストの中には茨城県が入っていた。
「今朝電気復旧したと思ったら、停電リストに入ってるんだよ。」と聞いて、えらくビックリしたものだ。
その後茨城は停電リストから外されたが(当たり前だ!)、企業でさえそんな調子なのだから、むしろメディアにはちゃんと伝えて欲しいと思うが・・・まぁ、テレビに期待するのはまず無理だろう。
そんなモヤモヤを抱えた一週間。何ができるかというと、電気を使わずじっとしていることだけ。そうやってじっとしているうちに、「何が」できるか模索したいと思う。
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