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2013.04.07

念願の参拝

桜の前に京都へ行ってきた。

一番の目的は今までタイミングが合わず、なかなか申し込みのできなかった桂離宮の参拝。
学生時代、建築史に必ず出てくる写真は白黒で、それとブルーノ・タウトの著書には必ず触れられるので「いつか見たい」と思っていた場所である。

そして実際に見た感想を言えば「よかった」の一言。

やっぱり教科書や文章で読むのと違って、空間に身を置いて体験することは何よりもわかりやすく、何よりも贅沢なことなのだと思う。決して華美ではないが工夫を凝らした庭園は、日本庭園にしては珍しく起伏があり、どこのアングルから見ても飽きさせない。遠近法を配した奥行き感や、さりげなく配置された庭石。シンメトリーとアシンメトリーの対比といい、とにかく全てが絶妙なバランスで構成されていていつまでも見ていて飽きない。

宮内庁管轄の施設でリピーターが多いのも頷ける。

ただまぁ、きっと学生時代に見ても今ほど「面白い」と感じることはなかっただろう。今だから、「良かった」と言えるのではないかと思う。

そして、申し込むに当たって久しぶりに「往復はがき」なんてものを記入したことも印象深かった(^^;

R0011012

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