地道な作業
紡いでいる人には当たり前のこと。
編むための糸を作ってます。
これって、普通だったら「下準備」なんでしょうね。
でも、紡ぎ屋にとってはこれも立派な作品作りの一環。
ご注文いただいたショールはメリノなので、久しぶりに柔らかな糸を紡いでます。しかも、同じメリノなのに色によって油の具合、紡ぎ具合がまるで違う。同じ太さの糸にするのが案外難しい。
まぁ、そういう個性が楽しみでもあるんですが・・・
急がなくては、と思う反面、いい加減な糸にはしたくない気持ちもあり。
結局、「急がなくていいから」という先方の言葉に甘えてしまっている。
もうひとつ、最近の作業・・・こちらは完全な「下準備」。
こちらもなぜか羊毛のごとく、洗浄から作業しているので時間のかかること。
10月の「着物コモノ展」には形にしてお披露目できるよう、せっせと作業しております。
ま、地道ですね。どっちも
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