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2017.06.09

糸と布を追いかけて@愛知

前回の「絞り祭り」の続きです。

今回の名古屋行き、絞り祭り以外はノープランだったのですが思わぬことで糸と布を巡る旅行になりまして。
ぼんやりと、愛知の繊維産業が盛んだというのはわかっていたのですが、今回物凄く実感しました。

順序が前後するのですが、まず象徴的なのがこちら。

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手前のは木綿を糸にする機械。巻きついてるのはいわゆるバッツですね。
置くには機械式の織機も並んでます。

「トヨタ産業技術記念館
織物をやってるとか着物に興味ある方は「豊田式織機」と言うのを見たことがあるかもしれません。繊維関係、機械関係の博物館などでもお目にかかります。
今は車が主流のトヨタですが、原点は自動織機。つまり織る機械。

しかもここはほぼ動かすことができるものばかり。
ある織機をじーっと見ていたら「動かしてみましょうか?」と言って、実際にモーターを動かしてくれまして。いやぁ楽しかったー
糸を作る者にとっては物凄く勉強になります!

できれば別の日にゆっくりもう一度見たいところ。

で、本当はその前に行ったのが名古屋から急行で15分。今回はレンタカーで30分の一宮。
の、「Re-TAiL」(リテイル)。
これがねぇ、もう大好物の戦前昭和の建物なんですよ。

Rimg5650_2

壁面のスクラッチタイルとか、たまんなく良いのです

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で、内部も許可をいただき撮影。

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注目は右端のハンガーラック!
これ、全部ファブリックのサンプル@売り物でございまして。
ボウシェイバーのお目当てはここ!このビルに入ってる「RRR MATERIAL PROJECT」(アールマテリアル)さんでした。

勉強不足の新井は初めて知ったのですが、一宮はアパレル布の生産地なのだそうで。
その余剰やシーズンオフの布、糸を一同に集めた、いわば素材のデパートがこちらのアールマテリアルさんなのです。

たまたま名鉄のフリーペーパーに紹介されていたのでえぃっ!と行ったのですが、素材好きな新井にはたまりません。1時間以上、いたと思います
布からファンシーヤーンから、ハギレも布のサンプルから、デッドストックらしきものまで。探せば何かありそう、何か作りたいと思うはず。

ちなみに新井が買ったのはこちら。

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ファンシーヤーンと抜き型。

いやぁ、本当に楽しかった。そして愛知=繊維を実感した週末でした。
また行きたいなぁ・・・

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