2023.09.12

羊毛洗い2023 

昨年洗いそこねた、2018年に購入したフリース。
初めての長毛種、ウェンズリーデール。

Dsc01938-2
元は2.4キロと書いてあるものの、手元に来たのは1.4キロなので、どなたかが購入した残り=半身と推察。
とりあえずお湯につけて予洗いしたのですが、これがまぁ、お湯を替えても替えても水が茶色い!
Dsc01940-2
どうやら砂っぽい泥っぽいものにコーティングされていたらしい。
予洗いで4回もすすいだの、初めてです😓

脂は普通なのでモノゲン5%。
すすぎ3回でどうにか、きれいになりました✨

と、昨年の記録を見たら、同じときに購入したフリースがやはり泥汚れひどいと書いてある。同じ牧場だったのか?それとも英国羊毛ってそんな感じ?
それと説明のメモ書きにあった通り「素晴らしく柔らかい」んだけど、これ、Dark Grayではないと思う。それとも英国では茶色はグレーの範疇なのか?
Dsc01942-2

悩ましい😩

砂が多かったので3割ほど目減り。
でもコンディションは良いので紡ぐのが楽しみな洗い上がりになりました。

| | コメント (0)

2022.11.10

羊毛洗い2022 その3

夏の間に洗ったフリース紹介、最後は羊の原種でございます。

Dsc01409-2

Europian Mouflon(ヨーロピアンムフロン)

購入したのは2012年。250グラム程。
脂はほとんどなく、汚れも少ないのでモノゲンはほんのわずか。

それだけでピカピカ!
Dsc01412-2
Dsc01410-2
一番長いところで20センチくらいあるんでしょうか?
長いところはヤギっぽい、固い毛質。

あんまり紡ぐ用ではないな、ということで、とりあえず保管。

これにて、今年のフリース洗いは終了です。

| | コメント (0)

2022.09.02

羊毛洗い2022 その2

前回に続き、記録的な記事になります。
2018年に購入した羊毛、2つ目はこちら。

2208_20220816215902
こちらも砂っぽい汚れで分かりにくいんですが、色はライトグレー。
羊はNorth Ronaldsay(ノースロナルドセイ) でございます。
ノースロナルドセイはスコットランドの北、オークニー諸島の島の名前でもあります。
とにかく厳しい環境で草地がないため、昆布のような海藻を食べて育つ、かなりレアな羊。

前回のBorerayに比べたら汚れ少なく、かなりコンディションよし。
油を残したかったのでモノゲンは3%。

洗い上がったのがこちら。

2208_20220816220201
うっすら茶色いのは背中の部分だろうなぁ…と思ってよく見たら❗

2208_20220816215901
んっ?もしかしてホゲット?
毛先に子羊の名残のくりくりが見える。
いや、洗ってやっと気づきました。

こちらも1キロ満たず、洗ったらまぁ、分量少ないですね。

以前紡いだノースロナルドセイはすでに洗ってあるバッツだったので、紡いでるうちにケンプ(太い毛)がぼろぼろ落ちてしまったんですね。
ケンプも糸に取り込もうとしたら、脂を残した方がいいんだろうなぁと思って洗ったけど、これなら大丈夫かな?

糸にしてから油を抜くのはできるけど、抜きすぎてしまった脂は戻せないので、なかなか難しいところです。

もひとつ洗ってあるのですが、それはまた後日紹介します。

| | コメント (0)

2022.08.16

羊毛洗い2022 その1

メモ的な記事になります。

今回洗ったのは2018年に購入した英国羊毛。当時のブログ記事はこちら→

ひとつめはこちら。
2208_20220816215903
Boreray  ライトグレーとあるんですが、この時点では「え?どこが?」な色(^^;
お湯につけても、かなりな泥っぷり。
モノゲンは5%。

2208_20220816220101
最終的にお目見えした色がこちら。
2208_20220816220102
アイボリーにうっすらグレー、かな?な色。
Boreray、「ボレレー」とか「ボーレライ」と表記されるんですが、スコットランドの北にある離島なので、本当の発音はどうなのか謎なところ。
「羊の博物誌」という本に紹介されていて、長年、気になっていた羊。
英国の羊の本によればブラックフェイスとヘブリディアン、スコティッシュダンフェイスとのかけあわせらしい。

弾力あるけど、柔らかな印象もあり。
初めての羊なので、紡いでみないとわからないな。
北の島羊らしく体は小さい…とのこと。
今回洗ったのも1キロに満たず。洗い上がりはそれなりに減って…まぁ仕方ないか。

その次に洗った羊は、また次回記録します。

| | コメント (2)

2019.04.07

ショーンのウール

先日やってきた羊毛。

Rimg74442 
アイボリー・・・というより黄色と呼びたいけどサフォークの毛。
クラフトを意識している羊ではないらしいので、ここまで綺麗にするのは大変だったろうと想像する。

で、羊の写真を見せてもらったら、これが相当お坊ちゃまな羊らしくむちむち(^^;
そのせいか、サフォークらしい弾力がありながら、意外に繊維が細くしなやかな印象。

気合を入れて紡ぐために、まずカーダーでバッツ作り。
Rimg74452 
モーター改造のドラムカーダー・・・なんだけど意外にパワー限界(モーターが熱くなる)があるので、少しずつカードがけします。

毛並みを揃えたバッツがこちら。
Rimg74482

やっぱり黄色が強い。でもそこが個性的でよい感じ(^^
全部で170グラム。
Rimg74502

とりえずの作業はここまで。
紡ぐのが楽しみなバッツの完成です。

お譲りいただいた三好さん、仲介していただいた わいん場さん、ありがとうございました。
がんばって形にしますね~!

| | コメント (2)

2019.04.02

2019 マンクス毛刈り

今年も行って来ました服部牧場。

羊たちの出勤風景からスタート。
Rimg73852

毛刈り直後なので、あまり羊らしくないような気も・・・

で、今回はマンクスカバー、外れてました。
Rimg73882

Rimg73902
破れてはいなかった!
どうやら若い羊は体が柔らかいらしく、プランニングオビスさんいわく、
「どうやって外した?」と思うほど外れていたそうです(^^;

でもそこそこのコンディションだったので、安心しました。

Rimg73992

フリースは900グラム。(裾物除く)
油は少なそうなのでざっと洗って・・・うーん・・・
使える部分は少ないけどホゲットのステープルなので、そのまま形にしたいなぁと思う。

そして、今回でマンクスオーナーは終了。
十年以上お世話になった服部牧場とプランニングオビスさんには感謝です。

いやまぁ、羊欠乏症になったら見に行きますよ、もちろん!

| | コメント (0)

2018.11.10

九品仏でヒツジ

法事以外で初めて行った九品仏。
あ!違う。
昔、極小物件を担当した現場が九品仏だったっけ

お目当ては・・・

Rimg6983

11月9日~11日までの3日間開催の「ひつじ百貨店」を覗いてまいりました。

ヒツジ仲間のメリノさんがカレンダーを委託してると聞いたので、ならば!と行ってみた次第。色んな作家さんのヒツジアイテムがあり、楽しかった。

スピニングパーティーでは久しぶりの方々に会って話をする時間が多くて、なかなか小物類を見ることができず。なのでゆっくり色んな作家さんの作品見ることができるのは、嬉しい(^^

良い色のバッツも買ってしまいました。
うむ、楽しかった。
写真とブログの掲載も了解いただきありがとうございました

Rimg6984

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.08.30

夏の洗毛2018

去年の今頃は雨続きで洗えなかった羊毛を洗う。

Rimg6760

以前スピニングパーティーで購入したリンカーンロングウール。スピナッツさんで購入しただけあって、もともとコンディションが良かったのが、洗ったらピカピカに

もう1つはドライスデール。

Rimg6761

もうずーっと以前いただいたものと、交換したものをまとめて洗浄。ややグリージーぎみだったので洗剤を多めにしたら、洗いすぎた感あり。

羊によって油の具合が違うから、こればっかりは難しいんだよなぁ・・・
計算上その予定であっても、思うようにいかないのである。

でも写真のとおり、こちらもピカピカのステープルになりました
これから冬に向けての作品に使う予定。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.07.31

こんにちは、マンクスくん

プランニングオビスさんから連絡をいただいて、今年生まれた子羊を選びに行って来ました。

今年生まれの子羊、みんな元気です。

Rimg6716

で、決めたのはこの子。

Rimg6717

2本角のハンサムくん。明るい茶色がマンクスらしいけど・・・この先どうなるのか?
経年変化も楽しみです(^^

ついでに羊の爆走も見ることができて、羊分補充できた日でございました(^^

Rimg6706

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.11.11

2017のマンクスロフタン

先日、恒例のマンクスのカバーつけに行ってきました。

8月に、10年間オーナーになっていたマンクスが死んだため、今回は世話役の工藤さんセレクトにお任せ。そうして選ばれたのがこの羊。

Rimg6133

ちょっとわかりにくいですが、2本角のオスのマンクスくん。
いわく、毛質がよいのにオーナーさんがついてないのが不思議・・・とか。
うむ。
それは期待できそうです。

カバーが以前の羊のスペアを使ったため、小柄なマンクス君にはちょっと大きめでした。

Rimg6138

スペア作るから、春までがんばってくれよぉ~。

今回は他のオーナーさんとお話できて、羊不足に陥っていた新井としてちょっと至福でございました(^^
羊の放牧風景も見ることが出来たし。

Rimg6141

そろそろ、今年紡いだ糸も形にしたいなぁ・・・と思っているところ。
さて、何作ろう?

素材ワークショップ フェイクパールを染める
2017年11月12日(日)13時~15時
定員 4名
料金 2,500円(パール2本&コーヒーor紅茶付)
ご予約は世田谷233まで

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧