今年のウィスキー
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服部牧場からの帰り道、久しぶりに寄り道スポットにお立ち寄り。
外見もですが、中も古くて、土間の部分がプチ博物館のようなお店・・・というか直売所。
元々養蚕をしていたというここ。実は「相模灘」というお酒を造っている蔵元さん。
もちろんお酒も買いましたが、こんなものも・・・
「昨日袋詰めした、絞りたてよ~」と言われて、思わず購入。
車の中にほのかに広がる麹の香り(^^
ちょっとわくわくな、マンクスカバーの帰り道でした。
「ヒツジもこもこ'14」
12月13日(土)~26日(金)
於:ギャラリー世田谷233
秒読みに入っております(^^
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世田谷233のジャーナルにもアップしてもらった、リアル8周年の飲み会にて提供したウィスキー。棚の隅でホコリを被っていたのを発掘したら・・・なんと10年前に作ったものだった。
ニッカの柏工場はボトリング工場とウィスキーのブレンド研究所があって、当時たまたま「ブレンド教室がありますよ」と教えてもらって参加した時の作。ニッカの原酒が5種類ほどとグレーンウィスキーが並んでいて、まるで実験のように量を測りながら何度も調整した記憶がある。最終的にはメスシリンダーで調合し、瓶詰めしたものが写真左。
今回10年ぶりに飲んでみて、「あ、ちゃんと作ってたのね」と一安心(^^
右はコーヒー豆と黒糖を入れて仕込んだ泡盛で、どちらも度数は強いはずなのにどちらもアッという間になくなったのは、さすが233。
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前の続き。
ニッカの余市蒸留所に行ったのは8年ぶりほど。前回は秋の入り口だったが今回は雪景色。そうするとますますスコットランドらしく見えるのが良い。
ゲートをくぐる辺りから、そして敷地内に入るとまだアルコールになっていない麦汁や倉庫に眠る樽の香り、それにウィスキーの香りが漂ってくる。アルコールが苦手な人には申し訳ないが、この香りがしてくるあたりで、すでに気持ちは倉庫の中の樽へと向かう。
なにしろ今回の目的は「樽」に会うこと。すでに終了しているが、「十年浪漫倶楽部」という樽の一口オーナー制があって、ずっと以前に申し込んだのだ。仕込む時、5年目、10年目、それぞれにボトルが送られてくる、その樽が眠っているのがこの蒸留所。普段は立ち入ることができない倉庫にて、ネームプレートのかかった樽と対面する。もう何年も北海道のこの静かな倉庫で眠っていた、と思うと妙に感慨深くなる。
人の手ももちろんだが、ウィスキーはその中に閉じ込められた時間を想像するのが愉しい。数年後、瓶詰めになって届いた時には、雪の中に眠るこの倉庫を思い出すのかもしれない。
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ずっと気になっていたウィスキーを飲んだ。値段もさることながら、格の高さもニッカで一番ではないだろうか。
「竹鶴35年」
他の年数の「竹鶴」はピュアモルトウィスキーだが、35年はブレンデッド・・・何種類ものシングルモルトとトウモロコシを原料とするグレンウィスキーを合わせたものである。35年というのは最低35年寝かせたウィスキーを使っている・・・ということなので、実際はそれ以上のものもブレンドされているかもしれない。
それだけでもウィスキー好きにはたまらないのだが、何よりもニッカの創業者である「竹鶴」の名前を冠している所が、自信の程をうかがわせる。ニッカの有料試飲の中では高額だったと思うが、蒸留所で味わうのだからと奮発した。ある意味、勉強代(^^;
普通ブレンデッドというと万人が飲みやすいものを連想させるが、これは違う。
香りも味も濃厚で上品。加水してもこれは変わらず、ブレンデッドでありながら個性的。さすがに年数の高いものを使っているだけに口当たりも良い。一言で言うならば「華やか過ぎない、でも凄く上品」。35年という時間を偲びながら、雪の残る余市蒸留所で飲むにはこれ以上のものはない・・・と思う。
他に余市のシングルカスク10年と20年も飲んだが、10年は若くパンチがある感じ。20年は新樽を使っているということでフレッシュで個性的。どちらも美味しゅうございました。
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白州蒸留所で驚いたのは蒸留釜・・・ポットスティルの種類と敷地の広さ。それぞれの見学ポイントが離れているので敷地内バスでの移動になる。それとこれは見学用なのだろうが、他の蒸留所では見たことのない作業工程を見ることができた。
実はウィスキーの樽は内側を焼いて焦がしてから、酒を入れる。この工程を「チャー(char=黒焦げにする)」という。そうして熟成させて経年、中身を瓶詰めしてから再度樽を使うときに同じ作業を行うのだが、その「リチャー」という工程を見ることができた。
樽はアルコールを含んでいるので青白い炎が樽の内側を覆い、なんとも不思議なオブジェのようである。なんでも消火するときのタイミングも難しく、職人さん手を動かしたらあっという間に水がかかって消えていた。
その後の行程でも貯蔵庫にあふれる香りもさることながら、やはり森の緑の香りが印象的な蒸留所であった。
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サントリー白州蒸留所へ行ってきた。数日前までの夏日が嘘のような肌寒い雨の中、ウィスキーを呑むには程よい寒さとばかりにミニセミナーも受講。
当然二人で飲むと車は使えないので、往復は最寄の小淵沢駅からタクシーを使う。着いた先はまるで森林公園。それもそのはずで、白州蒸留所は、ウィスキーの蒸留所としては一番高い標高にあるという。(基本的にスコットランドはなだらかなので(^^;)敷地内に入ると水を吸った新緑と土の香りに、思わず深呼吸する。
ここに来て初めて知ったのだが、同じ敷地内に「南アルプスの天然水」をボトリングする工場があるのだ。と言うことは、この水が白州の仕込み水・・・いわゆるマザーウォーターということになる。セミナーでも当然、テーブルに並ぶのは南アルプスの天然水。これは気がつかなかった!
白州をきちんと呑むのは初めて。呑み比べてみると爽やかな感じもするが、案外とスモーキーさがある。山崎と比べると軽いのは否めないが、その分料理やツマミを邪魔しないようだ。少しばかり研究の余地あり、といったところか。
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写真がないのが残念だが、今年は「グレンファークラス105」と「ボウモア」をセレクトした。
世田谷233でのウィスキーイベントはもう何度かやっている。大体軍配が上がるのはアイラモルトなのだが・・・今年はグレンファークラスが大人気。どうやら60度というアルコール度数高さが逆に良かったのか?
そして毎度のメインイベント「牡蠣タイム」。今年は広島産の小粒の牡蠣にボウモアを垂らしてみたが、これが見事にマッチして美味。牡蠣の塩味とボウモアのスモーキーがちょうど良かった。
これがあるから、やっぱりウィスキーは冬が似合うんだなぁ。
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